漫画「ピアノの森」16巻のあらすじや感想(ネタバレ注意)をまとめました!
心を込めてピアノを弾くカイ。
その演奏は素晴らしく、カイは一気にコンクールで注目される存在になります。
「ピアノの森」16巻のあらすじ
前巻に引き続き、カイの演奏は続きます。
小さい頃から今までの思い出。
辛かったことも楽しかったことも色々思い出しながら心を込めて演奏するカイ。
そして阿字野も、この場所に来るまでのカイの苦労を振り返っています。あの森の端という厳しすぎる環境は、阿字野の想像を超えるほどカイにピアノを続けさせることを邪魔してきました。
そして…
カイは母親の玲子や阿字野など、自分を支え続けてきてくれた人たちの思いを詰め込んで、最後の最後のfffに力を込めて弾ききります。
多くの人がこれまでカイに注目していなかったため、一気にカイはこのコンクールで注目される存在に!それはポーランドの期待の新星と思われたレフ以上でした。
そして発表される第1次予選の結果。
誰もが驚くその結果は、波乱を呼ぶことに…
「ピアノの森」16巻の感想(ネタバレ注意)
キャ~~~~~
最高です!!泣ける!!
まずは、カイの演奏の続きなわけだけど、ただ素晴らしい演奏が描かれているわけではないんですよ。今までの体験してきた懐かしい思い出も一緒に描かれます。
そして、カイの演奏終了後は、一次予選の結果発表です。
阿字野とカイの努力と雨宮親子
カイの演奏部分では、この場所に来るために、カイや阿字野がどれだけの苦労をしてきたのかってことが回想のように描かれています。
以前、雨宮修平の演奏の時に、父親の洋一郎は修平は120%の汗を流してここに来たんだから、お前たちにはマネできない…みたいなことを思っていました。
この巻を読むと、その言葉がめちゃくちゃ薄っぺらいものに思えます。
確かに修平は、カイがショパン・コンクールに出場すると聞いてから、想像できないほどの練習をしてきたんでしょう。それを知っているからこそ、父親はそんなことを思っていたわけで…
でも、カイも阿字野も、ピアノを弾く環境すらなくて、そのためにまずはピアノ以外のことまで必死でやらなくちゃいけなかったわけです。
指を切られるか1日中雨の中木に縛り付けられるのとどっちがいいか…なんてレベルの話ですからね…普通の困ったなんて状況じゃないわけです。
さらに、カイがショパン・コンクールに向けて本格的に練習をスタートしたのは、修平とほぼ同じ1年前ですね。
同じ期間を同じように練習してきて同じ場所にいる…
カイがもっと期間的に余裕を持っていたわけでもないし、修平だけが必死だったわけでもないわけです。
逆に、修平は環境はカイよりずっと良い状態で過ごしてきたわけですよ。
オーストリアからポーランドに留学先を変えて、ショパン・コンクールに影響力の強い先生のクラスに割り込んで入ったと言われているほど、環境が整った環境でレッスンしてきた修平。実際、彼を教えていた先生は審査員してますし。
それに対してカイは、ポーランド語もあまり話せず、大会中もバイトをしながらピアノのレッスンをするという状況です。
雨宮洋一郎が、自分の息子だけがすっごくがんばった・お前たちとは違うと言っていたのは、一流のピアニストの言うことではないでしょう。
一流のピアニストなら、誰もが必死で同じように練習してきていることぐらいわかるはずなのに、それすらわからない彼は、勝ち負けに囚われすぎてもう一流ピアニストではないのだと思いました。
カイは、阿字野の考えによって、鍵盤の上だけでなく・知識だけでなく・色んな経験を与えてもらってきたのに対し、修平はピアノにしか関わってこなかったはず…
この父親と関わる時はピアノの話ばかりでしょうし、光生によると、周りからは嫌われて友達すらいないようですしね。
その点カイは、あらゆる経験と思いをしてきてるんですよ。
海って言えば、カイの名前に関係していて、森の端から出たらって夢を見ていた象徴ですからね…
そしてこの巻では、さらに洋一郎の行動は悪化!?
カイの素晴らしい演奏を聴いて、修平は逆にスッキリした顔をしていました。
大きすぎるカイの存在をハッキリ認めて、逃げずに受け止めようと思えたわけですね。
修平は、顔の表情なども優しくなってくるんですよ。不安な顔はしますけどね。
今までの高圧的とか挑発的な表情がなくなっています。
それに対し父・洋一郎は、カイの演奏後に立ち上がることもできずに、ショックを受けていたようでした。そして、一次審査が発表になるという時、取材に対応しながら、修平に伝えたいことをペラペラ話しています。
修平が嫌がっているのにも気づかず。
修平の気持ちを全くわからない洋一郎が話すのを辞めないので、つい大声で止めようとしてしまうほどでした。
第1次審査の結果発表
第1次審査に参加したのは80名。
そのうち30名が2次審査に進みます。
そしてこの結果が、後の審査に大きな影響を及ぼすほどの大変なものでした。
本人はもちろん誰もが通過すると確信していたカロル・アダムスキが落選したから。
これは、正しい審査がされなかったということなのですが、今後カイにも大きく関わってきます。
カイは、小学生の頃にコンクールということしか頭にないバカな審査員に落選されてますからね…
意味は違うと言えど、ポーランドのショパンにこだわっているバカな審査員がいるため、規格外になるカイの運命がどうなるのかは見ものです。
そして、カロル・アダムスキという存在が、この審査に対しても修平に対しても大きな影響を及ぼすってことですね。
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「ピアノの森」16巻の感想まとめ
やっぱり結果発表はドキドキしつつも楽しいものですね。
そんな大切なところに、寝坊して遅刻してしまうカイも可愛かったです。緊張して寝れないとかないんだ…(笑)
カイらしいです。
次回17巻では、修平がカロル・アダムスキの言葉によって自分の殻を壊ります。
雨宮親子の自分勝手な言い分を何度もイラつくと書いてきましたが、やっとそれに気づくのです。
修平が変わるところが見れるので、是非読んでほしい!
そして、カロル・アダムスキの偉大さも知ってほしい!
おばさん桃子(私)は、修平の脱皮する状態を読むたびに、号泣しちゃいます(笑)
漫画に出てきた曲の演奏を聞きたい方はこちら!
↓↓↓
以上、漫画「ピアノの森」16巻のあらすじや感想ネタバレでした。最後までご覧いただきありがとうございました。