盾の勇者の成り上がり(漫画)8巻のあらすじや感想(ネタバレ注意)をまとめました!
この8巻では、とうとうストーリーに一区切りがつきます。
三勇教との戦いも終わって、尚文の冤罪が晴れる!!
「盾の勇者の成り上がり」8巻のあらすじ
数多くの教徒や兵士の力を使って攻撃をしてくる三勇教の教皇。
勇者たちは力を合わせて戦おうとするものの、次から次へと倒しても向かってくる兵士がいるため、詠唱を邪魔する余裕がありません。
尚文は、覚悟を決めて憤怒の盾を使うことに…
怒りに呑まれて悪魔のようになってしまうのか!?
教皇との戦いに勝つことができるのか!?
「盾の勇者の成り上がり」8巻の感想(ネタバレ注意)
勇者4人がやっと協力して、さぁ攻撃だ!ってところから始まります。
すると、また大きな魔法攻撃をしようとしているのか、教皇たちは呪文を唱え始めるんですよ。詠唱が完成してしまうと大変なので、突撃する勇者。そんな彼らを兵士たちが邪魔をします。
倒しても倒しても向かってくる兵士たち。
そして必死に呪文を唱える信者たち。
教皇によって、うまい具合に使われるコマでしかないのに、一生懸命なところがお気の毒…なんて思っていたのだけど、その数が多くていちいち相手をしていたら詠唱が完成してしまう!
そこで尚文は、元康をうまく利用して憤怒の盾の専用効果であるセルフカースバーニングを発動させた攻撃をしたりするんだけど、教皇は一気に浄化しちゃうんですよね。
これは、さすが宗教を謳っている人だわ…って思ったし、なにげにこのおじさん強い…
まぁ、信者に呪文となえさせないとひとりでは戦えないけどね。
そして、この教皇は、剣・槍・弓というすべての聖武器の力を扱えちゃったりします。そして、自分が神だとか言い出した!!
神に祈りを捧げましょうとか言うはずの教皇が、自分を神だとか言っちゃうのって、おこがましくない?神ってそんな程度のものなのかい???と言いたい!
どこをどう思ったら、自分が神になったとか思えるんでしょうね。
そして、このあと戦いはじめに攻撃してきたのと同じような、大きな光の最大級魔法を落としてこようとします。
最初は防げたけれど、今度防げるとは限らないし、あの時とは違って戦い続けているために防御力も下がっているはず…
もうこうなってしまっては、フィトリアが言っていた「怒りを抑えて呪いの力を使うな」というのを守っている余裕はないため、尚文は憤怒の盾を使って攻撃を防ごうとします。
しかも、今まで以上に成長させないとダメみたいなので危険な賭けになった!
このシーンは好きですね~。
ラフタリアは以前にも呪いのアザで痛い思いをしていたはずなのに、迷うことなく尚文を支えるんです。フィーロもまた、引き留めないと!声をかけないと!って一生懸命。
あの悪女ですよ…マイン…
さんざん今まで罪を着せて命を狙っていたくせに、偉そうに自分を助けろと!?
ちょっとなにやってるのよ!?
もうあの光がくるのよ!?早くなんとかしなさいよ!!
盾でしょ!?
もう「はぁ?(怒)」って感じ。
結局その後、なんとか怒りに飲み込まれずに攻撃を防ぐことができました。その後教皇が幻影で他人を誤認させるスキル「ミラージュアロー」などを使って攻撃してくるのですが、女王が到着して、氷の魔法で援護!!
そして、そのスキに尚文が攻撃をした結果、教皇を倒すことができました。
他の勇者は何してたんだか…
だけど、このあと尚文は血だらけになって倒れてしまうんですよね。
女王が到着していてよかったですよ。治療班はいたし、女王が尚文の治療優先で決して死なせてはいけないと命令してくれましたから。
中盤以降は最高ですね!!
どれだけこの時を待っていたのか…
女王が尚文に今までのことを謝罪し、召喚にまつわる真実を話します。
そして女王は新たに、力を貸して欲しいと頭を下げました。
そのあとはお楽しいタイム~~~!!
晴れた冤罪!国王とマインが受けた屈辱
国王とマインが女王にビシッと厳しく対処し、尚文の冤罪についてハッキリと釈明するシーンになります。
国王は、女王に氷の魔法で攻撃されて怒られても、盾の悪魔に操られているのかなどと馬鹿なことを抜かしてカチコチに凍らされてましたけど…
本気で悪魔だと信じ込んでいたということ。
国王は盾の勇者を信仰しているシルトヴェルトの亜人の一種であるハクコ種に、両親を殺されているためでしょうね。
つまり国王は、偏見もあったことから、マインの言うことを全面的に聞いて信じてしまった結果、勇者を悪人だと思いこんでいたということです。
ということは…
マインがやっぱり一番最悪な人物ってことじゃないですか!!
女王は、他の勇者たちにすべての真実を伝え、三勇教の陰謀以外の策略は、すべてマインが黒幕だったと言うのですが、元康がまったく信じようとしません。
そのため、高位の奴隷紋で拘束したマインに向かって質問をして、彼女がいかに嘘つきで、今までのこともすべて彼女が企んだことだったということを見せつけるのでした。
最高に気分がいい~
女王は、国王とマインから王族の身分を永久的に剥奪。
ふたりは、偉そうに自分がいなくなったら国はどうなるのかなど騒ぎますが、女王は厳しく言い含めます。
彼らがいなくても何も損失はないと…
国王とマインは、国のゴミだと…
それでもまだ勇者たちに助けを求める国王とマイン。
女王が、尚文に許しをもらえるなら検討するけど…みたいなことを言ったんだけど、そのあとのマインの行動は情けないやら見苦しいやら…
復讐を辞めてほしいだの、女王に慈悲の心で進言してほしいだの言いながら、最後にこんなことも言って、ラフタリアまでも唖然とさせます。
あなたひとりが溜飲を下げればよいことではありませんか!!
そして極めつき!!
「ナオふみ…様…?」って名前で呼んだんですよ。
どうせ呼ぶなら、スムーズに呼べよ!!
これには、尚文はキレましたね。
この世界に召喚されてすぐに騙される時、マインは決して尚文のことを1度も名前では呼ばずに盾の勇者様とか呼んでいたんですよ。
そして、尚文は罠にハメられて裏切られたと理解した時に気づいたんです。マインは槍の勇者のことは、ずっと「元康様」って名前で呼んでいたことを…
最初から、自分にまったく心を開かず、ただ罠にはめるつもりだったのだと…
女王は、これで本当に妻であり母親なのか?という残酷なことを言い出しますし、国王とマインもさらに情けない姿を晒し続けます。
そして宴が催され、多くの人達の前で尚文の冤罪が晴らされました。
ここでさらにスッキリすることが発表されます。
国王とマインは、改名させられるんですよね。
国王はクズ
マインはビッチ。冒険者としての偽名はアバズレ。
一般の人達も、この名前以外で呼ぶと厳罰を受けるという慎重さ。
この発表のあとは滑稽でしたね…
元康は、こんな状況になってもまだ、マインに向かってどんなことがあっても信じるとか言ってるんですよ。
でも、それを言う時にマインって言っては厳罰を受けなくてはならないので、結局自ら多くの人達の前でマインを「アバズレ」と呼ぶことになるのです。しかも大きい声で…
あ~~本当にバカな男…悪い人ではないけれど。
この時に、顔をまっかにして恥ずかしそうにしたマインの顔と、超嬉しそうな尚文の顔!!
ここまでずっとコミカライズ漫画を読んできて、最高のワクワク楽しい気持ちになりました。
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「盾の勇者の成り上がり」8巻の感想まとめ
大変厳しいことを言いまくっていた女王でしたが、尚文がお見通しだったというシーンも良かったですよ。
女王からすれば、身内に対して甘い裁きだと示しが付きませんから、厳しくするのは仕方がない…しかし、大切な家族でもあるわけなので、死刑にはさせたくない…
だから、うまく尚文を利用することで、結果的には王族という地位の剥奪と名前の改名程度で済ますことにしたわけです。
プライドの高い本人たちからしてみれば、それは恥ずかしいことだったでしょうが、妻であり母でもある女王からすれば、これで抑えられてよかったのでしょう。
あ~~とにかく気分がスッキリ~~。
次巻からは、新章に突入です!!
以上、漫画「盾の勇者の成り上がり」のあらすじや感想ネタバレでした。最後までご覧いただきありがとうございました。